バイク便ネットはバイク便に関する情報リンク集です。東京都内のバイク便会社を紹介しています。
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高速配達サービスを知り尽くす!


●早く届けたいならバイク便!
重要なデータが入ったCDを、一刻も早く取引先へ届けたい!こんなときに便利なのがバイク便です。宅配便は翌日以降の配達が基本となってしまいますが、バイク便なら数十分から数時間で荷物を届けることができます。バイク便がない時代、企業で急用の配達は新入社員などに任されることが多かったのですが、往復の交通費がかかってしまう上、配達人になった新人はその間仕事ができないわけですから、効率も良くありません。企業に限らず一般家庭でも、荷物を早く届けたい、という場面は度々訪れます。そのようなニーズに対して生まれたのがバイク便です。いわば隙間産業的に登場したバイク便サービスは急成長を続け、現在では数百の会社がしのぎを削る、大きな市場となっています。

●バイク便の長所と短所
バイク便の特徴はなんといってもその配達速度。バイクならではの機動力を活かして、最短ルートを駆け抜けます。トラックなどによる配達に比べるとその差は歴然で、例えば東京23区内だと、1時間以内で配達が可能です。車の横をすり抜けて進めるため、交通状況に左右されにくく、渋滞の多い都心部などでは特に重宝されています。デメリットは宅配便に比べて、送料が高いことです。バイク便は最後の手段、というような考え方を持っている人も多いと思いますが、その理由の大半は高額な費用にあるでしょう。また大きな荷物を運べないのもネックです。バイク後部に取り付けられたトランクボックスに納まらないものは運べません。さらに荷物の重量にも制限があります。近距離への配送に強い反面、長距離輸送には弱い面も短所といえるでしょう。ただしバイク便会社はこれらのデメリットを解消するべく、混載便、自転車便、ハンドキャリー便など、様々なサービスを用意しています。これらのサービスを活用すれば、大荷物や長距離輸送にも対応できます。費用の負担も多少は軽減することが可能です。

●バイク便のルーツとは?
日本でバイク便が誕生したのは30年ほど前。バイク便のルーツになったといわれるのは、プレスライダーです。プレスライダーとは新聞社など、おもにマスコミ各社から依頼を受け、原稿やフィルム等を輸送する職業を指します。一般からの配達注文を受けないため、世間の認知度は低いですが、大手のテレビ局や新聞社では、現在も常駐のプレスライダーが活躍しています。バイク便の歴史をさらにたどっていくと、時代によってさまざまな配達方法が用いられていることが分かります。日本で有名なのは飛脚でしょうか。江戸時代の飛脚は、人が走って荷物や書類を届けるという原始的なものでしたが、それでも非常に重要な伝達手段でした。当時の飛脚は一日に数十キロも走ったといわれています。荷物を運ぶのは人だけではありません。例えば伝書鳩は世界中で利用されていた情報伝達手段です。鳩は優れた帰巣本能を持っており、訓練すればかなりの確率で、目的地へとたどり着きます。伝書鳩は非常に古くから利用されており、紀元前3000年前のエジプトでも、漁師の間で伝書鳩が使われていたといいます。また第二次世界大戦中、イギリス軍が通信目的で大量の伝書鳩を利用したという話は有名です。現在では配達手段としては使われませんが、愛好家の間では、伝書鳩によるレースなども開催されているようです。